amzonで「お坊さん便」。NHK特報首都圏より。
今日の特報首都圏は内容がなかなか面白かったです。
全国にはおよそ7万6000の寺があり、コンビニよりも多いという実態。
番組は次のような内容でした。
お坊さんが変わる!?
時代が求める仏教とは
今回のテーマは「お坊さん」です。
先月、ネット通販大手アマゾンで「お坊さん便」がスタートしました。
法事でお経をあげてもらうお坊さんを手配するこのサービスに対して、「お布施や読経は宗教行為。サービスではない」という批判も出て、議論が起きています。
取材をすると、「お坊さん便」を運営する会社には、利用者だけでなく、僧侶からも100件を超える問い合わせがあったとのこと。
近年急激に進む檀家離れによって、生活が立ちゆかなくなっているお坊さんたちの苦境が見えてきました。NHK 特報首都圏 | 放送予定 【 毎週金曜日 午後7時30分放送 [総合テレビ 首都圏ローカル]】
そんな中、人々との新たなつながりを求めて、独自の取り組みを始める僧侶も現れています。
時代が求める仏教のあり方について、僧侶たちの模索を通して考えていきます。
そもそもお坊さん便ってなんだ!と思い、amazonをチェック。
法事法要だと35,000円、戒名・法名の授与だと20,000円だそうです。
なんか非常に安い気がします。
祖母が亡くなった時は、最低100万円は包まないといけないようなことを話していて子供ながらに驚いた記憶があります。
消費者からしてもお布施をいくらつつむか悩まなくても良く、仏教離れした現代においては良い制度だと僕は思います。
特にほぼ無宗教である日本において葬式等にこれだけ費用がかかっていたんで、すごい産業だったんだと思います。
番組の中では檀家制度廃止、納骨無料(番組の中では無料と言ってた気がしましたが、ホームページは3万円と記載あり)にした寺があります。
素晴らしい改革ですね。
葬儀もすべて見性院で取り仕切ってるみたいで、葬儀で使う花までお坊さんが差していました。
これぐらいの経営努力をしないと、直葬も人気になっている昨今だとお寺経営も難しいのかもしれません。
このお寺、「お寺の収支報告書」という本も書いてるみたいです。
宗教法人の収支報告書、ちょっと気になるので今度読んでみます。
このお坊さんの特集の記事が次の感じです。
本当に素晴らしいの一言。
では、番組の内容に関するツイッターでの意見は様々でした。
宗教を完全にビジネスじゃないって言っちゃう人も、宗教の現在を見ていないよな。サンデル教授の、大学や宗教やスポーツがビジネスすると、権威が下がって損をしてしまう人がいるという話を思い出したな。ビジネスではない美徳である事に権威を感じる人が少なからずいる部分。 #nhk #特報首都圏
— はくび (@hakubi) 2016, 1月 22
布施が慈悲の心というなら、余裕のある寺が同じ宗派の貧しい寺を支援しているのか?とはいいこと言うなー。 #nhk #特報首都圏
— Nanamy@ZEN (@Nanamy773p) 2016, 1月 22
遺骨をゆうパックで送るというのには戦慄した… #特報首都圏
— サックー (@sack_boyscout) 2016, 1月 22
たしかに遺骨をゆうパックというのは斬新でしたし。
しかし全国から納骨希望が絶えないということだったんで、世の中の需要にはマッチしてました。
僕は亡くなったら納骨や墓を建てるのではなく、綺麗な砂浜に散骨して欲しいと思っています。
死の後のビジネスについて今日考えたが、何か残してしにたくないし、死んだ後に何か残したくない。
そんなことを思いました。
ほな!
@イサイヤス