知的障害者、精神障害者は活躍の場が少ない。
先日、次のようなニュースが目に入った。
生活保護を受けずに暮らしている障害がある人のおよそ60%は年収が100万円以下にとどまっているというアンケート調査を全国の福祉作業所などで作る団体がまとめました。
親や家族と同居している障害者が圧倒的に多く、身体障害者の場合は大手企業で正社員として働くチャンスも多くあるが、精神障害者や知的障害者にはそういったチャンスは残念ながらあまり多く無い。
まず、生活保護を受けているかどうかを尋ねたところ、「受けている」が11%、「受けていない」が89%でした。「生活保護を受給していない」と答えた人に障害年金に作業所から受け取る工賃などを合わせた年収の総額を聞いたところ、61%が「100万円以下」と答え、合わせて98%が「年収200万円以下」という結果となりました。
団体によりますと、調査に答えた障害者の平均年齢は41歳でしたが、半数余りが「親と同居している」と答え、年齢が高くなってからも親が生計を支えているケースが多いとみられています。
そもそも作業所で貰える賃料は
平成22年度の厚生労働省調べによると、全国の作業所のひと月の賃金の平均は1万3079円だそうです。
作業所(A型、B型)の場合、工賃であり労働契約を結んでいないため、労働基準法の賃金よりも大幅に少なくなっているようです。
障害者年金は2級で780,100円となっているので、100万円以下となるのはもっともだと思います。
先日上場して勢いのある、株式会社LITALICO(りたりこ)とかが、この状況をもっと改善していって欲しいと思っている。
障害のある方は日本に744万人いると言われています。そのうち、労働可能人口323万人の中で働いている人はわずか約14%(13.8%)、残りは働いてない状況があります。
こちらの数字でも障害者はわずか14%しか働いていないのです。
LITALICOの実施している就労移行支援事業所ウィングルは数字をあげている気がしています。
A型やB型の作業所と異なり、会社への就労につながるため社会が少しづつ変わっていけばいいと思っています。
精神障害者でも社会に復帰していっているので、こういったのを励みにして頑張っていきたい。
(ただ、私は現在躁状態のため他の人とあまり関わらないほうがいい気がしているので、通いませんが今度見学に行ってきたいと思います。)
ではこの辺で。