Fランクダメというより、勉強しないのに大学行くの!?
ども、イサイヤスです。
今日は次の記事からです。
この記事は次の記事の反論記事です。
大学進学率を下げよう!~「Fの悲劇」をなくすために(田中俊英) - 個人 - Yahoo!ニュース
論旨(反論)をまとめると次のようです。
反論1:日本の大学進学率は高くない
反論2:高卒と大卒の生涯賃金の格差は大きい
反論3:高卒就職のパイ自体が減っている
反論4:高校生が高校段階で進路を確定させられるか?
反論5:Fランク大学はそんなにダメではない
反論6:ブラック企業就職は大学偏差値とは別問題
反論7:「Fの悲劇」より「専の神隠し」こそ問題
僕のこの記事に対する反論の結論は、勉強したいことがあれば行くべきだし、夢や将来へのチャンスが掴めそうな大学なら進学するべきだと思う。何もなければ海外に半年か1年行って考えてもいいし、一度就職してから将来を考えてもいいだろう。
まぁ筆者の主張を見ていこう。
反論1はその通りだろう。OECD加盟国で見るとデータ上ではその通りだ。
反論2はどうだろうか。今の年功序列賃金における今のデータであればそうだが、あと半世紀後にどうなっているのか誰もわからない。
反論3は高卒就職のパイが減っているが、結局いい高校(工業高校、商業高校)、いい大学に行かなければ就職は困難であり、就職率を比較に出すのは間違いだ。
反論4は高校生が進路を確定できるかという問題だが、大学生でも難しいし、間違っていたと思えば大学に通えばいいし、転職すればいいことだ。
反論5はFランク大学も悪くないところはたくさんあるが、結局アルバイトにバイトだけで終わっていく大学なら意味がないということだろう。企業側も何がやりたかったのかわからないからないし、そんな人材なら高卒や海外の人材を取ったりする。
反論6はFランク大学から大企業に行く確率はほぼゼロに近いが、IT系の比較的若い企業に関してはスキルが求められるので、Fランク大学から誰もが知っている企業に行けることもある(日本的な大企業は学歴フィルターが実際にあるから、Fランク大学からでは入社することは不可能)。
反論7はFランク大学も大したことないところは大したことないし、専門学校も右に同じというところだ。
ITの普及によって大学に行かないと学べないことなど無くなってきているし、特殊な専門職を除けば大学に行かずに勉強して就職する時代も来ると思っている。日本も新卒採用ばかりやらずに、中途でも幹部候補で積極的に採用が行われればいいと思う。
とりとめのない話だが、ではこの辺で。
@イサイヤス